Paris_03  

 

美術館どうしよう

 
 
ルコが初めてルーブル美術館を
訪れたのは、小学1年生の夏。
 
 
 
 
 
この1枚が衝撃だったようで、
帰国してもときどき
「モナリザ‥‥」とつぶやいていたほど。
美術館めぐりは、子どもにとって
本物に触れるいい機会です。
 
でも‥‥。
ちゃんとおとなしくできるかしら?
楽しんで鑑賞できるかしら?
私も心配でした。
そこで、ある作戦を考えたら、これが大成功。
  
ヒントは、この写真のなかに↓
 
 
 
こたえはカンタン、
手を繋ぐんです。
 
そして、こんなルールを決めます。
いいなと思う絵の前に来たら、
繋いだ手をぎゅっと握る。
 
「ちょっといいな」なら、1回ぎゅっ。
「けっこういいな」で、2回ぎゅっぎゅっ。
「すごくいいな」は、3回ぎゅぎゅぎゅっ。
「たまんな〜い!」なら、
ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ〜っと連打!
 
子どもは、こういうの大好き。
喋ったら面白くないことも知っています。
 
日本の美術館でも、できますね。
 
 
 
 
ルーブル美術館は、とにかく広いので
入ってすぐの彫刻とかで「連打〜〜!」とか
盛り上がりすぎると、日が暮れてしまいます。
見たいゾーンや見たい絵を
あらかじめ決めておくのが、おすすめです。
 
 
 
 
そうそう、ルーブル宮の一角にある
このカフェも、おすすめ。かっこいいの!
 
 
ほかに、いわゆる名画に親しめるといえば
オルセー美術館やオランジュリー美術館。
 
 
オルセー美術館は、
印象派の作品がたっぷり。
万博のときに作られた駅を改装しているので
建物もユニーク。 
 
ただ、オルセー美術館に向かう
セーヌ川沿いの道と、その裏道あたりは
ちょっと治安が悪いので、
ひったくりなどに注意。
 
 
そのオルセー美術館で、ともに連打したのが、
 
 
カイユボット《床削り》
ふたり並んで、ずーっと、
ただただずーっと見ていました。
 
ルコは、このオルセー美術館で
どうしても見たい1枚があったのですが
探しても探しても、ない。美術館の人に聞くと
「この間まで飾ってあったけど、いまは倉庫」。
ガーーーン。
 
けれど翌年訪れた
オランジュリー美術館で出合えました。
 
 
ルノワールの《ピアノを弾く少女たち》
「でも、オルセー美術館にある絵のほうが 
顔がかわいいんだよね」と、ぽつり。
これも、美術館めぐりの醍醐味です。
 
オランジュリー美術館は
こぢんまりとした雰囲気のある美術館で、
私はここで、マティスが大好きになりました。
 
 
 
 
お子さんが絵画に興味なくても
気にしない気にしない。 
パリでは美術館の中に入らなくたって、
 
 
座ってみたり(ルーブルの池)、
 
 
 
 
かざしてみたり(ルーブルのエントランス)、
 
 
 
 
見上げてみたり(オルセーの前)。
 
楽しんだ者勝ちですね。